ガールズバーの始まりを知っていますか?
今では誰でも知っているお店ですが起源はどこなのでしょうか。
20世紀からバーという形態で営業している店舗がサービスを徐々に展開していて誕生したと言われています。
サービスの発祥については諸説ありますが、2004年3月に八王子にオープンした”Mcorols”(エムカラーズ)がガールズバーの名付け親で現在のガールズバーの接客スタイルの発祥となりました。
“Girl’s bar”という名称はMcorolsの当時の女性オーナーが考案して始まったと言われており、当時は珍しかった10代~20代の女性のみで運営されるスタイルから話題となりました。
こうして“Girl’s bar”という名称が誕生し、2006年夏に急速に店舗数が増加し、2006年頃には大阪をはじめ東京や名古屋などの大都市圏の繁華街に多く出展されました。2011年時点では全国的に広がっています。
そんなガールズバーは世間では水商売と呼ばれます。
水商売と聞けばキャバクラやラウンジ、ガールズバーなど女性が男性を相手にする商売のことをイメージすることが多いと思いませんか?
しかし実は水商売という言葉は様々な意味を持っています。
客の人気が収入を大きく左右する点で本来的に不安定な商売。
例)接客業、料理屋、芸人 ※OxfordLanguage より
実はこのように、『水商売』は飲食業や花柳界、性風俗業のような業種のほかに、相撲や歌舞伎、演劇などの興行ものや芸能人、スポーツ選手を指す人気商売、作家・クリエイターといった職業を含む言葉となります。
やはり今では夜間営業で酒を出すバーや接待クラブ、風俗営業、ホスト・ホステス、風俗嬢などを限定して指すことが多いも事実です。
その➀ 水のように安定しない職業
最初は「水のように安定しないさま」からきている説があります。
収入などが安定していない様子を「水」と例えて表現しています。
確かに『水商売』と言葉の意味を指す職業たちは安定しない職業ではありますね。
その➁ 元手がかからない様子
元手がかからない水を売るような仕事をさす言葉として生まれた説です。
キャバクラや人気商売は自分自身を売っている商売のため、水と同じく基本的に元手はかかりません。
その➂ 泥水商売からの派生
江戸時代には芸妓や娼婦の仕事のことを「泥水商売」「泥水稼業」と呼んでいました。
労働環境や仕事内容は泥水のように汚れていると言われていた職業になります。
このような背景から現在も一部の職業が水商売と呼ばれているそうです。
その➃ お茶屋さんの水茶屋からの由来
江戸時代には、水茶屋と呼ばれる休憩所がありました。道端でお菓子やお茶を提供して人々の休憩所となっていました。
お茶屋さんには看板娘がいて、美しさが話題になり看板娘目当てでお店に通うお客さんが増えたことでほかのお茶屋さんも美しい看板娘を置いて商売するようになりました。
こういったストーリーが現在の水商売の原型になったと言われているようです。
いかがでしたでしょうか。
意外と感じる部分が多いと思います。
お客さんとの会話やキャスト同士の雑談の中で話題になった時は教えてあげるのも盛り上げる要素になるかもしれません!